2008年5月18日日曜日

体力

日曜日: 体調は前日からさほど変わらず。体重は少し減少。気分は全体的に低調。抗がん治療の際は例外なく(少なくとも消化器系の治療では)ステロイド系の吐き気止めを最初に30分かけて流す。この吐き気止めが結構強く、金曜日、土曜日は比較的元気で、日曜日にどっと疲れがでる。これはこれまでも経験したとおり。

今日はその反動か、気分が悪いような悪くないような、力が入るような入らないような、不快な気分が継続する。ふと思えば、先日の月曜日に入院して以来、お腹の張りが気になったり食欲不振だったこともあり、あまり食事をとれてないことに気づいた。そう言えば家内もそのようなことを心配してビタミン剤を食卓の上に置いて行った。

この力の入らなさは栄養不足に違いない。こんな単純なことに気づかないほどメゲてたのか:苦笑。夕寝から起きてきて、栄養価の高いスープを含めて、食事を頑張ってとれるだけとった(といってもたいした量ではないが)。強い抗がん治療を行った後は、吐くのも恐ろしくて食が進まないときがあるが、もうそれどころではない。体力が基本ではないか。

お腹の張りは増した?ような気もしたが、ちょっと元気が戻ってきた。夕食前までは PC に向かうのも煩わしかったのに。今はこうして blog をうっている。それにしても人間(自分だけ?)学習しないものだ。昨年度同じようなシチュエーションを体験しているのにも拘らず、自分を見失っている。

夕方、体にむち打って:笑、総合格闘技をテレビで見た。真菌症でこの3年間に2度程死にかけた選手が、復活のリングに立っていた(多少演出はあるかもしれない)。試合は往年の鋭さはなく、スタミナ切れの試合だったが、なんとか乗り切りインサイドワークで判定勝ち。内容に納得しなかったのか、もう一丁だ、と叫んでいた。

そうだ。今は不調かも知れないが、ここを乗り切れば、必ずやチャンスが芽生えるはずだ。

 

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