2008年5月14日水曜日

退院

水曜日: 予定どおり退院。今回は明後日に2回目の投与を控えての退院であり、ちょっと忙しいスケジュール。これまでと違うところは、気分が良くなったかと思うと、またぶり返すといった感じで安定しない。まだ投与2日目なのでこんなものか。吐き気はさほどないが、ゲップというかシャックリが繰り返すのはいつもの通り。ちょっとしたことですぐに寒気も走る。

腹水が増えると顕著に体重が増えるということで、今朝恐る恐る病院で体重計に乗ってみた。500g程減っていた。が、これは昨日あまりものを食べれなかったせいだろう。でも増えるよりは増しか。腹水がたまる原因というのは幾つかあるそうで、血液の循環がうまく行ってない等、この時は例えば足にもむくみなどが現れる。まだ先週の土曜日に行った検査結果が出ていないのでなんとも言えない。金曜日には何かわかるだろう。

今は、お腹の中が反応してグルグルしたりとか、胃腸内で痛みが走ったり、というよりかは、胃の張りあるいは圧迫感がすごく、妊娠?したような感じである。これにより激痛が走ったりするわけではないので、動かない分には普通に過ごせるが、いざ動き始めると何か他人のお腹を乗せてるような感覚。この不快感が腹水から来るものなのかどかはまだわからないが、この際この治療でまとめて治ってくれることを期待するしかない。

ほぼ1週間ぶりの家はやはり快適だ。あれだけ病院で寝たのに、家に戻るやいなやベッドで熟睡。低反発性(粘弾性タイプ)のベッドを使っており、一度沈み込むと弾性反発がなくなかなか起き上がれない。なので寝返りが少なくなりぐっすり休めるといううたい文句であった。今は、変にポーズが変わりお腹への負担が変わるのが嫌なので、このベッドはとても重宝する。(最初このベッドで寝たときは、スプリングが効かないのでとても違和感があった、今ではすっかり馴染んだ。)

来週から仙台へ学会出張であったが、治療スケジュールが変わり金曜日に2回目の抗がん治療となったので、やむなくキャンセルすることにした。研究室で9件もの発表を行い、集団大移動となるので(宴会を?)楽しみにしていたが、仕方がない。少なくともお腹の水がなくなるまでは、遠出は断念。先生によると腹水があるからといって、寝てばかりでは駄目で、適度に動けとのことなので、大学にはでかける予定である。後は副作用との兼ね合いか。ともあれ、気をしっかり高く掲げて行こう。

 

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