2008年5月16日金曜日

踏ん張りどころ

金曜日: 這うように?病院へ(ちょっと大げさ)。順調に午前中に病院に到着したが、何と午前中の診察予約が50人もあり(自分は午後2番)、午後になっても延々と診療が続いている。そもそも50件もの予約を入れること自体、もうすでに予約とは言えないのではないか?(一人5分だとしても4時間以上!)

さすがに、いらいらした午後担当の先生が、急遽他の部屋を探しだして診察開始。この辺りは多少はフレキシブルである。血液検査の結果は、炎症反応が出ている以外は抗がん治療の継続に特に問題ないとのことだった。白血球は下がるどことか増えていた!(これもやはり体内で少し異常あるということ)

お腹の張りについて再度診てもらった。一つは腹水がたまっている、これは血液の循環が悪いことにもよる。先日の腹水検査で、やはりガン性細胞が含まれた腹水だったが(これは予想どおり)、ひどく濁ったような腹水ではないとのこと(まだ大丈夫?)。今後腹水が減らないようであれば、入院して抜くことになる。

もう一つは、胃から湿潤して腸に到達したガン細胞により、腸が癒着し腹膜炎を起こしている可能性。こうなると腸自体が固くなるそうだ。これが進行すると最悪の場合は腸閉塞に至る(食べるものをすべて吐き、便がでなくなる...これは今のところまだ便が出ているので大丈夫そう)。

話をうかがっていると、クラクラクラとするばかりだが、結局は元を断たねば駄目ということである。今度の化学療法で腸の部分の炎症が収まるのを期待するしかない。あまり対症療法はしてこなかったが、今回は腹水が減る効果はあるでしょう、とのことで利尿剤をいただいた。尿の出を促進することで、浸透圧の関係で腹水が血液に戻る。

無事2時間の点滴を終え自宅に戻った。昨年10月に最初のピークがあり、今2つ目のピークが来ているのだろう。これを乗り越えれば後は下り坂であることを切に望む。

 

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