土曜日: 体調は昨日とほぼ変わらず,印象的には非常に緩い傾きで改善中てところか.幸い気分は悪くないので,午前中は軽く仕事と朝寝,午後はだいたい読書や音楽や散歩でリラックス.夕方もう一度寝る.
新聞に「スポーツマンに影響を与えた日本の漫画(アニメ)」という記事が掲載されていた(る?).覚えているだけ書くと「キャプテン翼」「SLAM DUNK(スラムダンク)」「はじめの一歩」「六三四の剣」,後は初のアメリカンフットボールの漫画等.このうち幾つかはアニメやコミックとして国際的に親しまれている.
特に「キャプテン翼」は,多くの J リーガのみならず,欧州のトッププレーヤの愛読書でもあり,翼に憧れてサッカーを始めた人は内外を問わず多いようだ.面白いのは,現在翼は(まだ連載している)欧州でプレイしているそうだが,漫画の上でなく,実際にレアルマドリッドのオーナーが,翼はなんでウチでプレイしないんだと怒ったそうだ.
著者によると,翼を初めた時は,日本はサッカー低迷期でとにかく日本が強くなることを(極端に言えば,連載が終わる頃にはワールドカップ優勝できるくらいの力をつけているように)motivation にしていたそうだ.同じように,アメリカンフットボールの漫画が人気が出たおかげで,アメリカンフットボールの用語やルールを知っている若者が増えたそうだ.この影響力とは凄いものだ.
自分は「スラムダンク」は読んだことはなかったのだが,海外を含めて若者に莫大な人気があることくらいは知っていた.また息子も娘も家内も大ファンななことを自宅療養をしてから初めて知った.実は「難しい、字の小さい本ばかり読まないの!」と言って,家内が息子の部屋から漫画をもってきてくれたのが読み始めたきっかけだ.(最初は”派出所”を持って来てくれたのだが,これはパス:笑)
いつだったか,学内のプロジェクトで RA の学生達と懇親会を行っているときに,韓国からの留学生が「私はスラムダンクに憧れて,なるべく舞台となっている高校に近い大学に留学することを決意し,この大学に参りました.残念ながらキャンパスが違っていました:笑」と自己紹介してくれた.スラムダンクは湘南辺りの高校を舞台にしている.
というわけで,家内にリクエストすると,ちゃんと息子が全巻揃えているというので,1日2巻ずつ読むことにした.シリアスな面と漫画特有のふざけた面がうまくミックスした,少々のキャラのかぶりをものともせず,ひたすら直球一直線の仕上がりになっている.コマ割りも大きく眺めるように読めるのだが,余りに面白すぎて,本当にお腹にひびくのだ:笑笑.著者のバスケット愛がジンジンと伝わってくる.これは人気でるわ.主人公に限らず,すべてのキャストから元気を貰っているこの頃である.
2007年11月17日土曜日
SLAM DUNK
投稿者 ngcoryell 時刻: 20:57