火曜日: 成る程,抗がん治療を休止した時の体内の状況が理解できるようになった.正常細胞も元気になるが,悪玉も同様なわけだ.引き続き間欠的な痛みと,軽い下痢が続く.気分は悪くないし,熱もないので,痛みをちょっと我慢する以外は普通に暮らしている.夕方学科の先生から電話があり,一人だったので電話を受けると「寝てなきゃダメじゃない」と叱られた.この手のやりとりは会社時代に一度あったなあ.あの時は喘息だった.
さて,休薬期間はタヒボ茶を飲むことにした.これは大阪の実家からの「厳命」
であり,家内は嫁としての「義務」を全うして,病院にもしばしば持って来てくれた.が相談の結果,休薬期間に飲むことにした.写真はタヒボ茶のパッケージ.随分とモダンだ.健康茶としても知られているそうだが,ガンにも効果があるといわれている.実際,母や姉や入院前にホームページで見たところによると
・腫瘍に効くと言われている成分が含まれており,特許が認められた.
・元々の発見者は,西を代表する国立大学の医学部教授だそうだ.
・奈良に住む叔母がこの先生と知り合い?で,自分がガンになったときに,これを勧められた.
・叔母は抗がん治療と並行してこれを飲み,無事生還されて今でも元気である.
・健康茶の濃さの6倍の濃度にして飲むと,ガンにより効果的.すごく苦い.ちなみに母曰く,父は(4年程前ガンで他界)「こんな苦いもの飲めるか」といって拒否したそうだ.
・治療を受けている病院の先生は,飲むことについてポジティブではないだろう.
ということだ.昨日から飲み始めたが,苦さは特に気にならない.主に本を読みながら,あるいはメイルを見ながら,ちびりちびり飲んでいる.まあ水分はできるだけとるように言われているので,頑張って飲み続ける.
昨日友人が 「Spontaneous Healing,癒す心,治る力」という本を送ってくれた.所謂「治療」と「治癒」の違いについて述べられている.前者は現代の医療技術による「治療」のことで,後者は心を含めた身体の持つ自然「治癒」力のことである.まだ全部は読めていないが,作者のワイル氏は後者を推進する医師であり,豊富な実例と実践が記されてある(それこそ何でもあり,タヒボもこの類).読み進む程興味深い記述があり,今先進「治療」を受けている自分ではあるが,病気に向かう姿勢や頑張る元気の原動力となりそうだ.
2007年11月13日火曜日
タヒボ
投稿者 ngcoryell 時刻: 17:10