2008年4月15日火曜日

久々の老人力

火曜日: 今朝、家内が大阪にでかけるために新幹線の切符をネットで予約していた。家内はとりわけ朝が弱いので、何も寝起きのボケているときに PC に向かわなくとも、と思うのだが、思い出したときにやらないと、ついつい忘れてしまうから、とのことだった。どうやら、もう何日もとり忘れているらしい。

ところが、ここからがまた大変。最近何でもかんでもネットで手配できるのはいいのだが、その度にログインネームとパスワードが要求される。これも統一されていれば、まあ許せるのだが、時に英数字を混ぜろだとか、使いない記号だとか、何文字以上にしろ、だとか結構ルールがサイトによって違う。

最近はシンプルなパスワードはダメで、もうネット黎明期の頃から使っているパスワード(誕生日じゃないけど!)は使えないことの方が多い。で、仕方ないのでそれをもじったバリエーションを考えるのだが、結局そんなサイトが多過ぎて、結局どう変化させたのか忘れてしまうのだ。まさに老人力。

さらには、パスワードを再発行しようとすると、登録時に自分で設定した問題に答えさせられることがあり、これまた、何を設定したかまるで記憶にない。よくあるのは、母の旧姓は?という質問で、母ってだれのことだ?ひらがなで入れたか?漢字か?この質問を選んだっけか?と話にならない。

ついに諦めて、パスワードを管理するエクセルファイルを作った。とはいえ、このファイルが流出すると大変なことになるので、ファイルにパスワードをかけると、今度は(当然のごとく)、このパスワード自体がおぼろげになってくる:苦笑。

というわけで、家内も最初からパスワード再発行の手続きを進めているようだった:笑。なんとか無事発行できたみたいだった。ネットを見ていると、当然のように、この手の状況をサポートするユーティリティもあるようだ。(まあブラウザが覚えている場合もあるけど。ちょっと怖いよね。)

ほんとうに便利になったのか不便になったのか...というようなことを考えること自体、しっかりと老人力がついたということか。

 

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