2008年3月1日土曜日

土曜日: 薬を変えてから3クール、2週目。前クールから投薬の翌日は味覚が特におかしい。前にも書いたようにミルクがすごく甘くなり、タヒボ茶は味を感じない。先週は胃のむかつきが感じられたが、今日はそうでもないのが救い。朝食後研究室の定例ミーテイィングにでかけ、終了後学科教務担当の先生と、昼食をとりながら4月からの授業について相談。去年まではフルではないが、月曜から金曜日まで授業を持っていた。さすがにそのペースは自信がないので2/3くらいの負担にしてもらえるよう依頼した。昼食はサンドイッチを食べたが、やはり今ひとつ。特にツナサンドは絶望的だった!まあ1、2日は我慢だ。

昨日の診察の時に、爪の話を主治医の先生に伝えた。先生自身はそのような症例があることはご存知だったが、どのような状態になるのかまではあまりご存知ないようだった。入院時からアテンドしてくれている看護師さんも初めて見たというので、あまり普通の人には現れない副作用なのかと思った。診察後点滴投薬の際に、長く化学療法を受けている患者さんびケアをされている別の看護師さんにうかがってみると、ドセタキサンの患者さんには時折みられる副作用だとわかった。

話によれば、ドセタキサンを使用していることで爪の下側の肉に段差ができ、継続して使用するとその周期ごとに段差が爪に横線になって現れるそうだ。多いときは3本くらい爪に線が入る人もいるとうかがった。段差ができるので、爪の皮膚へのくっつきも悪くなりはがれやすくもなる。写真は右手の中指の様子。赤くなっているところはすでにはがれて内出血しているところ、また光のあたり具合で段差が出来ていることもわかる。これによる痛みは殆どないが、違和感はある。また細かく指を使いちょっと力が必要な作業はちょっと難しい。

これに対する対症療法の決定版はないそうだが、感想肌をさけるために使っているクリームを塗ると少し改善されると伺った。同様のことは家内も言っていた。ひどくなってくると爪も割れてくるので、マニュキュアでも塗って強化してくださいとも言われた。マニキュアを強くしたことはありますよ、ギタリストですから、と答えると2人の看護師さんは一瞬キョトンとされていた。実際に爪で激しく強めに弾くときにはすぐに爪は割れるので、マニキュア他でコーティングすることがあるのだ(たまたまやってみたことがあるといった程度だけど)。それから爪を清潔にすること、長いと引っ掛けて割れやすくなるので、爪はまめに切れとのこと。まあそうだろうが、これはギタリストにはちょっと辛い:苦笑。

今日は昼寝(夕寝)をたっぷりとって、世界卓球の男子準決勝日本韓国戦に備えた。テレビで観戦しながらこの文章を書いていたが、ゲームの合間にちょこちょことと書くので中々進展せず、結局試合が終わるまでかかってしまった(初めて深夜0時を過ぎてのブログ更新)。試合は昨日の女子に引き続きあと一歩及ばず敗れたが、試合内容は女子より断然よかった。久しぶりに息詰まるラリー戦を見せてもらい興奮したね。(ついでにラリーのときにボールが爪にあたって長い爪がよく割れたことを思い出した:苦笑。)明日は大学卓球部の男女監督が家までお見舞いに来られる予定だ。約半年ぶりにお会いする。きっと卓球の話で盛り上がることだろう。

 

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