日曜日: ドセタキサン+イソプラチンに変えてから目立った副作用はないものの、投薬した翌々々日くらいまでは少し体がだるい。翌日はまだ抗がん剤の前にうたれる吐き気止めが効いているようで、口の中はつらいもののだるさはさほど感じない。翌々日の今日になり、やはり少し胃のむかつきが出て怠さが現れた。そういえば先週もひたすら寝てた日があったことを思い出す。先週は精神的にピークな週で仕事らしい仕事はできず(とはいっても、メイルに返事を出すくらいなのだが:苦笑)、ポストイットに書かれた things to do が消されずに残っている。今日も午前中は時間があったが、「日曜日」ということに甘えて、結局何もせずぼーっと過ごした。
午後から、出身大学卓球部の男女監督が家に来てくださった。これで元気百倍。男子監督は僕のふた周りくらい上だが、生涯現役を目指されているくらいお元気だ。入院する際にお電話を差し上げた時、監督も今の自分の年くらいのときに同じ病気になったが、手術が成功して現在にいたっている、という話をうかがい、とても勇気をいただいたのを思い出す。女子監督(男性)の方は、1年前は自分の一回り下にして完全なメタボボディで、さすがにドクターストップがかかりカロリー制限を言い渡され、無事成功、15kgのダイエットに成功していた。2人で、お互い痩せたなあ、と腹をなでていた:笑。
今日はたくさんお土産をいただいた!桃の花、チョコレートケーキ、麻布十番の有名なタイヤキ(予約しないと買えない)、豆菓子、讃岐うどんそれに坂の上の雲全巻。特にタイヤキは、今日みたいなちょっと怠い日にでも食べれることが分かっていたので(年末の辛かったときの命綱)、有名店のものであることに加えてとても happy だった。早速皆でいただき、家内も加わり卓球談義。現役の状況や折からの世界選手権の話題などつきることはない。お二人とも、思いの外元気そうな自分を見て驚かれていたが、今日で益々元気が出たよ。再び卓球場に行ける日が待ち遠しい。
お二人が帰られてからは、予想どおり爆睡:笑、娘と家内が、このまま目を覚まさないんじゃないの、と冗談!を言うくらい気持ちよく寝ていたらしい。今日は卓球の放送が夜遅くからだけなので、プレッシャなく?眠れたのかな。月も3月に変わった。4月からの復帰に備え徐々にモードチェンジが必要だ。今日はその良い turning point になった気がする。
2008年3月2日日曜日
タイヤキ turning point
投稿者 ngcoryell 時刻: 22:18