2008年3月28日金曜日

大学院修了式

金曜日: 今日は大学院の修了式。大学院研究科全体のもの、専攻別、専修別と学生は会場を移動する。いつも全体式は人人人なのでパスし、専攻別の授与式から参加している。会場は理工学部のキャンパスではなく、坂を昇った駅前のキャンパス。この坂が結構急なので、昇りきれるか心配だった:苦笑、が、途中で別の先生の車に拾われてラッキー。

専攻別の授与式が始まる前に、式の前に専攻長に挨拶をした。休職に伴い専修主任を交代したりいろいろご迷惑をかけたので、一言声をかけた。ところが...まったくこちらのことを認識して貰えず、何度名前を告げても、目は不審者を見る目そのもの:笑。(今から思えば、マスクと帽子とメガネだったからなあ:笑)

あまりに分かってもらえないので、こちらもおろおろ、周りの雰囲気もざわざわ。やっと隣にいらっしゃた他の学科の先生が事態に気づいてフォローして下さり、無事解決。今日は色んな方から、外見だけでは分からない、でも声だけは変わってない、喋ってくれれば分かる、という声を聞いた。(確かに、痩せたし、更にはスーツだったし:爆)

ウチの専修では授与式の後に簡単な懇親会を行う。そこで急遽乾杯の音頭をとることになった。正直な気持ちとして、統合医療の考え方、肉体的(技術的)なものだけでなく精神的なものも大事なこと、特に Motivation を高くもつこと、多く方からの激励の言葉がその支えになること、後の二つは、これから社会にでてからさらに築けるものだ、との話を添えた。まさに実感していることである。

思い出してみると、昨年の懇親会では主任としてちょっと逆説的に、「社会に出る前に不安な人もいるだろうが、社会はヒヨッコの君たちに今は何も期待していないから、変にプレッシャを感じることなく、のびのび仕事をして下さい」との話をした。これも自分の会社員時代の実感。

一方その主任挨拶の後、先週急逝された先生からも修了生への祝辞をいただいた。が、「主任はああ仰ってますが、とんでもない、社会は君たちに大いに期待しています。君たちは素晴らしい...」と述べられ、ちょっと立場がなかった:苦笑。(ちょっと意味が違うんだけど...)

「学生に感動を与えるのが教育だよ!」と常々仰ってたのを思い出しながら、桜が奇麗に咲き始めたキャンパスの中を歩いてオフィスに戻った。

 

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