土曜日: 昨日はやや下痢の徴候が見られたので、今日も不安だった。幸い午前午後は何事もなかったので、復活したのかと思ったのもつかのま、夜テレビを見ているときに急に下腹部に痛みが走った。あまり経験のない感じ+便意も催したので、かけこむようにトイレに:苦笑。無事ことなきを得、腹痛も収まった。
ちょうど今週は休薬期間で、遅発性の下痢が生じるタイミングでもあり、何かと神経がすり減る。また、今週は後半になって舌の調子も左程悪くなく、味覚も一時的に戻って来たような感じだ。実際食事も以前と同じように美味しく感じるときもある。なので、ちょっと何でも食べ過ぎているのかも知れない。やはり消化の良いものをとるようにしよう。
ちょうど薬を変えて2ヶ月あたり。最初の薬(TS1+シスプラチン)の投与が5週間2クール、今の薬(ドセタキサン+イリノテカン)が3週間3クール終わったところなので、期間としては同じくらいである。恒例?の入院以後の体重の変化を書いてみた。ちょうど2008年正月を境に薬を変え、そこから体調が戻り体重も回復していることがわかる。結果論であるが、薬を変えて(臨床試験のサンプル!)になって本当によかった。主治医の先生の適確な方針変更に脱帽である。
体重の図は奇麗に?V字回復している。落ちるときの傾きよりも、昇る傾きの方が緩やかで(そうでないとまたもとの悲しいボディに戻る:苦笑)、だいたいこの2週間くらいで73、4kgあたり(衣服込み)に落ち着いている。今は自宅で、ほぼ変わらぬローテーションで食事をし、適度な散歩をしているので安定しているのだろう。カロリーの高いケーキを食べたときはすぐに増えるし、外出時間が長かったらすぐに落ちる。
ハワイ行きまであと1週間となり、また出発の2日前に外来による診察があるので、そこでストップがかからないように、特に体調管理には敏感になっている。一方研究室では、ハワイに行く学生らが学会での準備を発表準備を始めた。ハワイではどう過ごすかあまり考えてなかったが、そう言えば学会だったんだな、と思い出した:笑。なんとか、これからの1週間を無事に過ごしたいものだ。
2008年3月8日土曜日
V字回復
投稿者 ngcoryell 時刻: 21:37