日曜日: 今日も快晴.昨日あんなに頑張って食べたのに体重は更に 400g 落ちててがっかり.まあ本人は頑張ってるのだけど,食べている量は知れているので,仕方ないか.それでも昨日は満腹感があまり抜けず,眠りも浅かったし,寝起きも今ひとつだった.ついでに,昨夜見た K-1 グランプリの興奮?もどこかに残っていたようだ.
昨日は夜9時から,立ち技格闘技世界1最強を決めるという K-1 をじっくり見た.K-1 とキックボクシングやタイ式ボクシングとどう違うのかも知らない程度のファンであり,特に贔屓の選手がいるわけでもないが,プロレスも含め格闘系スポーツは好きなので,10年以上この K-1 のプログラムはフォローしている.真剣勝負の場とはいえ,10年も立てばいろいろストーリが生まれ,一種のドキュメンタリー風にも構成されている.
やはり一触即発のスリリングなところがたまらない.巨人大鵬卵焼き(死語?)ではないが,どちらかと言えば,強者に立ち向かう新進気鋭の若者を,強者が一蹴する展開が好きだ.(2,3年前のホースト VS ボブサップは面白かった.若者が強者を2度撃沈させたのでがっかりした.2度目は研究室の合宿の飲み会の最中で,一人部屋にもどって見てたのを思い出す;苦笑)
この K-1 グランプリ,1日に準々決勝から行うトーナメントで,昨日みた準々決勝4試合はどの試合も因縁(主催者がしくんだ?)があり,実際全選手実力者ばかりでどの試合も手に汗握って(ちょっと大げさ)見てた.となると,陸上競技の予選のように強いものが流す試合というはなくなり,1試合目からガチンコ勝負となる.
これはこれで面白いのだが,一日に決勝までやるとすれば,最初の試合で体力を消耗し,あるいは怪我をするため(特にベテランは),準決勝,決勝に続く程,試合はどんどん面白くなくなる.要するにただ試合が巧いだけの者や,とてつもない身体と体力がある者が最後に勝つという結末になり,最近は3年連続後者がチャンピオンとなっている.
ようは一か八かの全力投球型ヒッターや,スタミナが心配される年寄りの名ファイターは,必ずけがも含めて途中で消えるので,これがいつもちょっといまいましい.(K-1 Max の魔裟斗もそうだった.)大会自体は大盛会で良かったと思うのだが,関係者はきっとこのトーナメント方式に頭を抱えていることだろう.来年からは方式が変わるような気がする.(というか変えて欲しい:笑)
自分はこの手のスポーツは決してオタクではなく,健全なファンであるだけなのだが,余程昨日の試合に興奮したのか?,ちょっとだけ触れるつもりが,かなりの行数になってしまった.そもそもとして自分がプロレスやら格闘技が好きになったのは,高校1年の時に水疱瘡で入院し,その時の退屈しのぎに,新日本プロレスのリアル感に溢れる(その時はリアルだと思った!)勝負(坂口対大木だった:笑)を見て以来だ.
まあ,少なくとも元気は貰えたし,将来このブログを振り返ることがあれば,余程暇だったんだなあ,と笑うことだろう.もちろん大晦日の2つの格闘技興行は今からとても楽しみにしている:笑.
2007年12月9日日曜日
K-1
投稿者 ngcoryell 時刻: 21:16