2008年6月19日木曜日

笑う門には

木曜日: 多くの人から、病気は笑って飛ばせ、とか、笑う門には福きたる、とか言われる。まっことその通りで、滅入ってうっとおしくしているより、笑って明るく過ごしている方が、気分はいいし、免疫力向上するというのもわかる気がする。(もっとも物理的に笑えないくらい辛いときもあるんだけどね。まあ気持ちの問題。)

うちの家は、父親以外はテレビ派なので、少なくとも食事の間は絶えずテレビがついている。今は世の中のスーパーサラリーマンや研究者の方にはまず不可能な、テレビのゴールデンタイムに必ず自宅にいるので、もう自分の頭の中には観てる観ていないに拘らず色んな番組がインプットされている。

驚くのは、今は恐ろしい程クイズ番組があるということだ。しかも売りは「おバカなキャラ」なのだ。これ自分が無知であることを恥としないイケメン、美女が、反射神経?だけで知っているキーワードだけを頼りに、本能の赴くまま:笑、信じられない答えを連発する。それをまた周りのものが笑う、といった作り。

新聞の投書で、あの馬鹿タレントを何とかしろ、と掲載されたり、つい最近の朝刊にも、何故彼らが受けるのか?(我々の心を癒してくれるらしい)等の記事が出ており、ちょっとしたブームである。それにしても毎日毎日同じ顔ばかり本当によく見る。

一方で、その対極の学識人、文化人の人たちの軍団も形成されていて、対決にはならないのだけど:笑、うまくお笑いタレントも関わってきてうまいバランスが保たれている。もうクイズ番組というかバライティ番組なのだ。

なんというか我々が若いときにはやった、クイズも楽しみ演出も楽しむ(クイズダービとかクイズタイムショックとかね)のとは根本的に違うのだ。これは一体どこまで流行るのだろう。このままあのおバカなキャラを1年続けられるとも思えないし、また次のぼけキャラが登場するのかしら。

といいつつ、観て笑っている:笑。酷い時は笑ったらお腹が苦しくてひきつった状態になったのだが、今は大丈夫。変に頭で考えるよりは、面白い時に本能で笑う、これが一番大事だ。ハハハ。

 

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