2008年6月23日月曜日

三十三間堂

月曜日: 昨日はあまりお小水が出ず(いきなりの出だしでゴメンなさい)、少しお腹がもたつき気味だったが、その分今朝いっぱい出て、今日は調子が良さそうな予感。お腹のふくれ具合は、5月を妊娠6ヶ月とすれば、今はもう3ヶ月未満くらいかな(外からは分らない!)。

さて、この半年の間に2人の友人(1人は後輩)から京都の三十三間堂に行ってきたとのメイルをいただいた。これって凄いことではない!?といってこの2人は互いに知り合いではない(多分)。ただ共通点は多く、東京の有名進学校出身で、自分と同じ大学を出て、ついでに自分と会社も同じで、途中でスピンアウトして、方や今は西の No.1 国立大学の先生、方や東の No.1 国立大学の先生:笑。

理系の彼は、現在もコンピュータを専門にしており、特に High Performance Computing (HPC)が専門である。最近は HPC も巨大な高速な計算機から、多数の小さな計算機を繋いで効率をかせぐ並列計算や Grid と呼ばれる計算環境にブームがシフトしている。これを PC Cluster と呼ぶとすれば、あの三十三間堂の仏像群はまさに Cluster の本尊だ!というわけだ(1001体の千手観音のことだろう)。変なヤツだが、京都に出かけるたびに参るそうである。

文系の彼は、まあ例の西部講堂でライブをしようという彼であるが:笑、28部衆像の中から音楽に関する象を選んで4枚送ってくれた。音楽の神々というわけだ。理系かつ無宗教の自分は、仏?なのか神?なのかまったくわからないが、この際細かいことはいいっこなし:笑。写真は Magora王と呼ばれる象の写真。

彼の説明によれば、 Magora王は、仏教では釈尊とその教え、その信奉者を護衛称賛するという役目が与えられ、Kinnaraとともに帝釈天に仕える音楽神とされる。頭部に蛇を巻き、五つの目をもつ異様な面貌であるが琵琶を抱いており、音楽神のなごりをとどめている、(原文のまま)そうだ。

やはり何が印象的かと言えば、胸あたりに抱えているギターである。(琵琶か!?)これは正しい写実である。若造がはまりそうなロックではエレキギターを腰より下に構えて弾くが、ジャズのフルアコは(フォークギターと同じで)、この位置に構えないと絶対に弾けない。弦は見えないが、ピックは見える。自分には陶酔し improvisation をやっているように思える。

友人も言っててたが、この象が鎌倉時代から存在することは本当に驚異である。昨日の続きではないが、まさに、文化は人生を enrich するね。この写真、こちらからでは見えないが、逆方向から撮られて、肩から伸びている紐が琵琶に結ばれているところに歯ブラシがつけられていれば、まさ80年代の Metheny そのものだったのに:笑(超ローカルネタでご免なさい)

最近また昼寝で眠れるようになってきた。5月以降、横になっていても気分の悪さが優先して殆ど熟睡することはなかった。そういえば、昼寝をすれば夜中に眠れないのはどういうわけだ?!というシュールな歌もあったね。我々はがん張れ節と呼んでた!

 

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