火曜日: 今日は、全体的には昨日よりはちょっとましになったかな、といった感じ。昨日原稿書きを終えたのが精神的に良いのかもしれない。それなりに評判もよく、少し改訂してもう少し多くの人の目に触れる形でもう一度原稿を使いたい、とのことなので快諾。柳の下に2匹どじょうは普通はいないが、まあ良しとする;笑。
ユーロと言えば色々連想することは多いが、ここでは欧州の国別サッカー選手権のこと。ワールドカップ並みに欧州では人気があるそうだ。新聞でもネットでもかなり多くのスペースを割いて報道されているので、WOWOW で一試合見てみた。
ワールドカップで世界のプレーは慣れている?筈なのだが、本当に驚いた。先日見た日本とタイの試合ととても同じスポーツとは思えない。カメラの角度も違うのかも知れないが、グランドが日本の試合よりも広く感じ、その中をダイナミックに選手が動きボールが飛び交い、パス回しも全然速い。
何よりシュートが確実にゴールに向かう。バックスのデフェンスをものともせず、引き連れてシュートする。日本の試合は、言われ続けていることだが、FW が弱く、この間のシュートもセットプレイからバックスの2名がヘディングで決めたようなもの。ようは静的でダイナミズムに欠けるのだ。おまけにボールの回りに何人も人がいて、狭っくるしい(良い悪いはわからない。単なる感想)。
オシム前監督が、日本人は日本人の特長を生かした、走れ走れのサッカーを目指せと言っていたが、果たして、それであの欧州のダイナミズムに満ちたサッカーに対抗できるのだろうか?!WOWOWでみた試合は、オランダ VS フランスで、4-1 でオランダが勝ったが、特にフランスが弱かったとも思えない。互いにスリルあふれる試合だった。この中で日本チームがプレイすることが余り想像できない。
ここまで書いて、以前学生を連れてドイツのプロのチームの合宿所まで海外遠征したことを思い出した(卓球ね)。そこで観たのはやはり違うスポーツだった。学生が本当にびびって慣れるまでは、横で練習したくない、といった感じだった。(今は卓球については、日本の若手はヨーロッパで育っており、特に欧州と比べて見劣りする訳ではない。)
でも、ミスマッチによる噛み合ない試合が、接戦を生むことは怏々としてある。観てて面白いかどうかは別として。思えばコーチをしている母校は、強い相手には常にミスマッチで勝負していた(させていた)なあ。
2008年6月17日火曜日
ユーロ
投稿者 ngcoryell 時刻: 20:26