2008年2月18日月曜日

祝・初優勝

月曜日: 自分はテニスに左程凝ったことがあるわけではない。やっぱり卓球が生業であったので、どちらかといえば遠巻きに見ていた感じである。結婚する時に家内が卓球よりは好き?というので少々付き合ったことがあるのと、国立大にいたときに研究室の先生がやはりはまってたので、その時は夕方テニスをよくしたものだ(卓球のフォームで:笑).

観る方は、大学時代のボルグ対マッケンローの死闘だけは鮮烈な記憶があるが、それ以降はニュースで流れてくるのをチェックする程度で、先日の全豪オープンはホント久々にフルに見た試合だった。女子の場合は、伊達選手やら杉山選手が世界のトップに混ざって活躍されているので何かと話題になるが、男子の場合はあの熱い(暑苦しい:今は!?)松岡選手以外は全くと言ってメディアにとりあげられなかいので興味も湧かなかった。

なので、今朝の新聞で、錦織圭選手がプロ転向8戦目18才で、プロツアーに優勝した話には真面目に驚いた。このような潜在能力を秘めている選手が日本人でいることすら知らなかった。まだ新聞とネットでちょっと見た程度だが、ルックスもいいし、松岡修造選手よりかなりクールな立ち振る舞いだそうで(どうでも良い話か:笑)、今後ブレイクすることは間違いがないだろう。怪我なく伸びて行ってくれれば、テニス界のみならず日本のスポーツ界に明るい話だろうね。素晴らしい!拍手。

この選手は英才教育を受けさせるために、奨学金制度で中学時代から渡米し、一流のプロコーチの下で手ほどきを受けていたらしい。本人の才能、努力テニスのためのよい環境が作りだした成果なのだろう。実は卓球も10年近く前から、男子選手はヨーロッパの専門コーチをつけ、高校時代からヨーロッパのプロリーグで試合をさせて育てている。先の全日本優勝の水谷選手もその一人。

それから愛ちゃんの場合も、幼少から中国人コーチの指導を受け、中国語がペラペラであることからもわかるように、恒常的に中国で合宿を行い試合にも参加している。国内ではトップの二人であるが、残念ながら世界のトップとはまだまだ実力に開きがある。今の時点では、世界で優勝の2文字が見られるのは、正直厳しい状況だろうね。(それでも一頃よりは随分よくなった!)

日本の場合どうしても、プロ制度が完全には確立されておらず、学校スポーツとして発展し、日本人の名だたるコーチもすべてアマチュアであるから、その時点で欧州、中国には敵わないのかも知れない(これは自分が言うまでもなく、常に議論されるところ)。と言いつつ、お隣の韓国は日本と似たような環境、プレイスタイルも似ているのだが、世界チャンピオンに匹敵する選手を結構排出しているのだ。うーん、なんとかしたいなあ。(結局は人材だ!そのためには卓球のメジャー化も大事だね。)

今日は、娘の入試も発表もなく穏やかな日だった。明日はいよいよ、本命校の発表。期待し過ぎてはいないのだが、結果によっては3月以降の予定を考え直す必要があり、それなりにソワソワしている。それは家内も娘も同じよう。息子だけが能天気に過ごしているかな?:笑。

 

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