2008年7月26日土曜日

続・金曜日

土曜日: 正確には今はまだ金曜日である。最近1日の体調が計り知れないので、書けるときにいつでもポストしている。新しい集中治療の副作用、それから例の「カラ嘔吐」が恐かったので、治療中に写真をとってアップした。ちなみに写真付きの時は NOKIA である:笑。

幸いというか、すぐにくる抗がん剤の副作用はさほどなく、「カラ嘔吐」もあまりなく、久しぶりにヘロヘロヘロがヘロくらいにまでには持ち直した(感じ)。この「カラ嘔吐」、もう吐くものもないのに、口に手をつっこんで吐け、と1時間おきに強要されている、とまで書いても大げさではない。

入院するまではここまでは酷くなかったので、原因は抗がん剤以外の薬が体に合ってない、との見通しがつくまでに時間がかかった。皆「腹水」が、気道、食道を圧迫しているためと思っていたからだ。ところが腹水を抜いた後も症状が継続したため、さあ大変となったわけだ。

ほんと色んなものを試した。胃の活動を活発にする薬、酔い止め、なにかわからん胸に貼るテープなどなど。でも投与した瞬間に気分が悪くなる、なんてこともあった。結局胃酸を抑えることと、降圧剤を辞めることで今は解決している。降圧剤がその当たりの動きに影響を与えることはよくあるそうだ。幸い今は降圧剤を使わなくとも平常の人並みの血圧となった。

以上までが金曜日の午後書いた話。以下その後の顛末。

実は、昨日調子がグッとよくなったので、また少し食べ始めたところ、夜にはまた「カラ嘔吐」まではいけないが、胸のもっさり感が抜けず、眠れず、きつい夜となってしまった。また振り出しに戻った感じ。結局はこの手の闘いの繰り返しなんだね。(調子のって食べたのが悪い、との話も:苦笑)

一方で直接投与による副作用は今のところなし。腹水も押さえられている。今回の治療では、オプションは2つあった。一つはまだ効果がでると思われるプラチナ系を継続すること、もう一つ胃腸を覆おう腹水を利用して、タキソール系の薬を入れること。いろいろ考え、夏期入院を覚悟してきたの直接投与を選んだ。

これでタキソール系に変える Fourth Line つまる4回目の投薬変更となる。普通の病院では 2nd line でさよなららしいので、実に恵まれている。とはいえ、option も減り(というかもうないが:笑)、今の自覚症状からくる気分低迷からすれば、実に心細い。

でも顔張るよ! 

 

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